鳴虫山トレッキングコース
レポート日 2008年4月30日(快晴)
東武日光駅 出発時間(9:30) 帰着時間(16:15)
≪東武日光駅-鳴虫山登山口≫ (15分)
駅を出たら大通りを渡ってそのまま南に行く。川にぶつかるので、橋を渡らずに川沿いに右に行く。しばらく歩くと右に保育園がありその先の緑色の橋を渡ってそのまま道なりに進むと、登山口に着く。
≪鳴虫山登山口-天王山神社≫ (10分)
はじめは、ところどころタチツボスミレが咲く九十九折りの登り。すぐ、天王山神社に着く。
≪天王山神社≫
神社からは日光市内が見下ろせる。この日は暑くてここでもう長袖シャツを脱ぎ捨てた。
≪天王山神社-神ノ主山≫ (30分)
針葉樹の林の中を登る。ところどころ急なところもあるが長くは続かない。展望はないが歩き始めでもあり、気分良く歩ける道。ところどころ、トウゴクミツバツツジが咲き始めていた。展望が良くなってくると、最後のひと登りを経て神ノ主山に着く。
≪神ノ主山≫
ベンチがあり、男体山から霧降丸山に至る日光連山が見渡せる絶景ポイント。この日は良く晴れていたので青空をバックにまだ雪を被った女峰山など、見事な山並みを見ることができた。
≪神ノ主山-1058峰≫ (45分)
神ノ主山からは、いったん少し下り、その後、いくつかの小ピークを越えながら、尾根上を鳴虫山に向かう。ところどころ急なところもあるが手を使うほどではない。片手にカメラを持ったまま、登っていける。この辺りから、アカヤシオが迎えてくれ、足下にはカタクリが咲いている。ただ、始めに見たカタクリは花びらも落ちかけて終わりのもので、周囲には葉だけのものがいくつもあったので、もう終わりなのか、と思ったが、登るに連れて、元気なカタクリがそこここに咲いていた。
≪1058峰≫
ちょっと木立が邪魔だが、しかし、アカヤシオ越しに女峰山が見える絶景ポイント。初めてだと、着いたかな、と思ったのにまだだった、ということで、がっかりするかも知れない。
≪1058峰-鳴虫山≫ (15分)
1058峰から鳴虫山までは、あちこちアカヤシオ越しの山が見え、カタクリもそこここに咲いていて、非常に気分がよい。この日はそろそろお昼時で、頂上手前の絶景ポイントで食事をしているグループも何組かいた。
≪鳴虫山≫
最後のひと登りで、鳴虫山山頂。展望台があって、日光連山がアカヤシオをフレームにしてよく見える。シロヤシオの蕾もあった。またちょっとした広場になっている山頂にアカヤシオが咲いていて、間近で見ることもできる。お昼時に着いたので山頂はひとが一杯、その後もどんどん登ってきて、皆さんそこここで、お弁当を広げている。
≪鳴虫山-合峰≫ (20分)
下りは急な階段から始まる。下って、ちょっと登り返して、小さな社のある合峰。右手に銭沢不動方面への分岐。
≪合峰-独標≫ (35分)
ここからは急な下りが始まる。かなり急だが、2本ストックを使って、慎重に下りれば、怖いようなところはない。ただし、赤土のところも多く、濡れていると、滑って難しいコースになるかも知れない。この日は、滑るようなところも、崩れるようなところもほとんどなかった。
≪独標≫
ちょっと登り返して、独標。2万5千分の1地図だと、ここから西に道が延びているのだが、西の道には、「この先登山道はありません」という表示があり、北に向かう道を下る。
≪独標-お花畑≫ (40分)
ここも林間の赤土の道をかなり急に下る。同じく2本ストックを使って慎重に下りればほとんど普通に下りられるが、ずっと展望のない単調な道なので、ここを登るのは、結構大変かも知れない。アカヤシオはところどころあるが、ほとんど花が落ちてしまったようなものもある。下るにつれトウゴクミツバツツジが咲き始めていた。また、ここだけじゃなく、ずっと、ヤマツツジの蕾もあった。少し勾配が緩くなったところで、モミジイチゴが咲いていた。それを合図にするかのように、さらに勾配が緩くなり、林道を2本突き抜けていくと、平坦な道に出るが、ここが、お花畑状態だった。
≪お花畑≫
咲いていたのは、カキドオシ写真左)、コガネネコノメソウ(写真右)、タチツボスミレ(ニョイスミレとマルバスミレも?)、ミツバツチグリ、セイヨウタンポポ、ムラサキケマン、クサボケ、セントウソウ、コンロウソウ?、ホソバノアマナ。
≪お花畑(登山口)-含満ヶ淵≫ (10分)
お花畑から直ぐの登山口からは、含満ヶ淵の遊歩道。ムラサキサギゴケやオオシマザクラ、ヤマブキ、モミジイチゴなどの咲く道を含満ヶ淵へと行く。
≪含満ヶ淵-東武日光駅≫
右手に化け地蔵、左手に含満ヶ淵を見ながら、遊歩道を行く。さらに公園を抜けて、大谷川沿いの道を国道にぶつかるまで進むと日光駅行きのバス停に着く(公園を出たところで、左に行くともう少し手前のバス停に行ける)。バスに乗っても良いが、日光駅まで、日光市内を散策して帰るのも良い。
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