8/12昨年に続いて、奥白根に登った。登り口は昨年同様、金精トンネル入り口。五色山までは昨年と同じコースだが、それ以外は出来るだけ違うコースを歩くことにした。
金精峠への登り、金精山への登り、どちらも急登だが、距離はさほど長くないし、歩き始めで元気いっぱいなので、花を写真に撮りながら、楽しく歩ける。今年は、ほとんど蕾のことが多いカニコウモリが一斉に開いていた。
国境平から五色山までの登りはほとんど足だけで登れる気分の良い登り。花もハクサンフウロやヒメシャジンなど、いろいろ咲いている。
今年初めて歩いた五色山から弥陀ヶ池までの道。
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見晴らしの良い尾根を歩く、とても気分の良い道。花もハクサンフウロやヒメシャジン、ハナニガナなどたくさん。途中から下りになり、最後ちょっと登り返して、弥陀ヶ池。
弥陀ヶ池から奥白根までは短いが岩場の急登。
ここでなんと登り始めて直ぐ右足の膝上が攣りそうになった。急遽七色平からの合流点で休息し足をもみほぐす。断念して帰ることも考えたが、しばらく休んでいたら痛みが和らいできたので、ゆっくり、休みながら登ってみることにする。合流点から奥白根まで0.8kmとあるが、ここは岩場の超急登。初めは2本ストックで登っていったが、途中からストックはしまって、両手両足でよじ登ることになった。足の調子が良ければ結構楽しめただろうが、ちょっと無理な動作をすると他の場所(腰など)も攣りそうになるので、もう必死。何組ものグループに追い越されながら、何とか登り切れた。
山頂部に着くとなんとガスが出ている。山頂一つ手前のピークで時間をつぶす。ここからは、群馬県側の沼が一望できる絶景ポイント。
狭い山頂は人で一杯。記念撮影だけして、早々に南側の山頂部に行く。あいにく雲がかかった男体山と中禅寺湖を見ながら食事。。
下山は、昨年同様避難小屋へのコース。ここは、2本ストックで立ったまま下れるので、楽。途中コマクサが咲いていた。
避難小屋から五色沼に降り、五色山へ登り返す。この道が、やはり短いながら超急登。しかも途中で道がわかりにくくて道から外れてしまった。上に登れば良いのは分かっていたので、そのまま草を掴みながら急斜面を登っていくと、左側に道らしきものが見えてきて道に戻れた。しかし、その後も疲れ果てた身には非常にきつかった。
尾根まで登ると直ぐに往路の道に合流。もう少し登ると五色山へのほぼ平坦な気分の良い道になる。もう登りはごくわずか。五色山を経て国境平。ここで、もう一度腹ごしらえ。
国境平からは、中ツ曽根を湯元まで下る。一昨年紅葉の頃に下ったことのある道で、昨年の外山経由の道と比べると、こちらの方が楽、という印象を持っていたが、どうやらそれは、一昨年は紅葉の真っ盛りで景色が抜群に良かったのと、湯泉ヶ岳と金精山だけでの下山でまだ元気があったため楽に感じたのであって、昨年同様疲労困憊後の今年の印象では、外山経由の道の方が、まだ楽、という感じ。もっとも来年また外山経由で降りたら、中ツ曽根の方がまだまし、と思うのかも知れないが。いずれにせよ、長い荒れた道の急降下で疲れた体には酷く応える道である。
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