09世界選手権のジャッジについて その5
「審判団の陰謀で真央のPCSが不当に下げられヨナのPCSが不当に上げられた」
滑走順のPCSの推移を項目別審判別にグラフ化して見ましたが、グラフをちゃんとご覧いただければ、不当な上げ下げの形跡が全くないことは明らかでしょう。それどころか、仮に共謀してそのような不当な判定をしたとしたなら、明らかに不自然なことが、いろいろと、グラフから読み取れます。まぁ、すべて指摘しても煩雑になるだけなので、1つだけ、指摘しておきましょう。フリーのSS(スケート技術)の判定です。もう一度、フリーSSのグラフを見直して下さい。 少しずつ右上がりに得点が上がっていますが、何ヶ所かジャンプアップしているところがあります。前の選手に比べて一番上がっているのはエレーナ・グレボヴァ→村主章枝ですが、これは前のエレーナが大きく落ちているためで、それまでの最高点に対する上昇度で見ると、第3グループは結局最初の村主章枝の得点を超えることが出来ず、続く最終グループの浅田真央がそれより+1.00以上のジャンプアップを記録していて、これが全体でも飛び抜けてジャンプアップしていることが分かります。もし審判団が「真央下げヨナ上げ」を企んでいたとしたら、「こんな馬鹿げたこと」、するはずないでしょう。ここで、せいぜい+0.50のアップにとどめたところであまり不自然ではなくなりますから当然そうしておくでしょうし、そうすれば、最終的なキムヨナの得点も0.50低く出せて、「キムヨナ上げ疑惑」を幾分でも軽減できるはずです。ところが、審判団は、ほぼ全員+1.00以上の評価を出している。陰謀を企むほどの審判団がそんなに「お馬鹿」ななのでしょうか?。(^^;)(^^;)
というより、ここで点数の出方から見えてくるのは、ヨナのSSを伸ばした要因の1つが真央だ、ということではないでしょうか? 真央がそれまでの選手たちとは段違いの演技をした、そう考えて審判たちは真央に+1.00もの得点(8.10)をつけた。で、いつもなら続くジョアニーや美姫は真央より一段落ちるはずなのにあまり遜色のない滑りをしてあまり得点が落ちなかった(ジョアニー7.7、美姫7.95)。そこにヨナが3人を上回る滑りをしたので、8.5もの高得点になってしまった・・・
仮に、第1グループの最初にヨナが滑っていたら・・・せいぜい、8.20か8.30位で収まったかも知れませんね。(^^)ゞ
逆に村主章枝は、第3グループの最初に滑って、いきなり第3グループ最高の7.00を出してしまいましたが、これが第3グループの他の選手の得点を抑えてしまった、ということもあるかも知れません。演技順が変わっていれば、徐々に点が上がって村主章枝の点ももう少し高くなった可能性がありそうです。
なんて、まぁ、この辺りはほとんど妄想ですが・・・(^^)(^^)
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