社山(奥日光)登山記(100805) その8
もう少し、と思ったところで、足に痛みが走り始めた。2月にスノーシューで急坂を駆け下りたときにちょっとひねったところ、普段は全然何ともないのだが、山歩きをして疲れてくると痛みが出る。特に階段を下りると、かなりの激痛になる。4月の寂光の滝源流行きの時も、帰りの下りでかなり酷い痛みが出てどっとペースが落ちたのだった。その足の状態を確認するのと、その対策としてバンデリンが有効かどうかを試すのが、今回の第一の目的。足の痛みが出ないに越したことはないが、出てしまった以上、次はバンデリンの効果を試す。とりあえず、登りは痛みが出てもたいした影響はないので、まずは山頂を目指す。
さあ、あの岩場を抜けると、今度こそ山頂だ
岩場は右を回り込む
あのガスの中が山頂だろう
もうその先だ
山頂
山頂の先
この先ちょっと行くと足尾方面の展望が開けるが、このガスではなにも見えない。行くまでもない。ガスの中に長居はしたくないので、まだそんなにお腹も空いていないので、お昼は先延ばし。まず右足にバンデリンを塗り込み、そしてTシャツと下着を絞ってみる。さすがにTシャツからは滴も落ちなかったが、下着からは数滴したたり落ちた。食事の代わりにチョコレートを2かけ食べ、水を飲んで、下山にかかる。水はペットボトル3本用意してきたが、ここで2本空になった。あと1本だが、曇ってきたし、あとは下りなので、間に合うだろう。相変わらず山頂はガスの中
下り。痛みはある。しかし、酷くはない。更に痛くなるのが心配でスイスイとは歩けないが、少し慎重に歩いている分には全く問題ない。景色もろくに見えないし、ひたすら下る。雨量計から3つめの偽ピークから雨量計方面を見下ろす
あそこから歩いてきた。そしてあそこに下る。もう少しだ。景色も、すっかり曇り空。今にも雨が降り出しそう
ここで、雷鳴1発。お腹が空いてきたがうかうかしていられない。チョコレートを2かけ食べながら、せっせと下る。
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