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2012世界選手権女子個人成績:アリョーナ・レオノワSPプロトコル分析
1今季のアリョーナの得点を要素別に良いとこ取りをしたバーチャルベスト(VB)は次の通り。
基礎点、GOE、得点
(得点 獲得基礎点 GOE (大会) 要素
1 9.50 8.20 1.30 (RUS ) 3T+3T
2 5.70 5.30 0.40 (RUS ) 3F
3 3.94 3.30 0.64 (RUS ) 2A
4 3.20 2.70 0.50 (12EC) LSp4
5 5.00 3.90 1.10 (RUS ) SlSt4
6 3.43 3.00 0.43 (GPF ) FSSp4
7 3.50 3.00 0.50 (RUS ) CCoSp3
計 34.27 [ 29.40 4.87] 30.04 (RUS) 64.31
計(TES [獲得基礎点 GOE] PCS (大会) TSS)
これを今回の成績と較べると、
基礎点、GOE、得点(基礎点の増減、GOEの増減)
1 8.20 1.50 9.70 ( 0.00 0.20) 3T+3T
2 5.30 0.20 5.50 ( 0.00 -0.20) 3F
3 3.30 0.64 3.94 ( 0.00 0.00) 2A
4 2.70 0.50 3.20 ( 0.00 0.00) LSp4
5 3.90 1.40 5.30 ( 0.00 0.30) SlSt4
6 3.00 0.21 3.21 ( 0.00 -0.22) FSSp4
7 3.50 0.29 3.79 ( 0.50 -0.21) CCoSp4
計 29.90 4.74 34.64 ( 0.50 -0.13)
29.97 0 64.61 (-0.07 0.30)
一番下の行はPCS TSS (PCSの増減 TSSの増減)
GOEは少しずつ増減があり、全体ではわずかにマイナスの-0.13。PCSも-0.07とほんの僅かSBに届かず。しかし、レベル3止まりだったコンビネーションスピンがレベル4となり、VBを+0.30上回った。もちろんPB更新で、FSに優勝をかける。ただし、今季FSはまだノーミスの演技ができていない。ノーミスの演技をしてVBを上回る成績を出さないと、浅田真央、カロリナ・コストナーがノーミスだと逆転されることになる。
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