村上佳菜子バーチャルベストその１（フィギュアスケートプロトコル分析）

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村上佳菜子バーチャルベストその１（全日本選手権に向けて）

佳菜子ちゃんの今季のグランプリシリーズ２試合のSPの成績は、次の通り。
（数字は、基礎点　GOE　得点　計の行は、TES　PCS　TSS）

10JPN
１　7.00 -0.10　6.90　3T<+3T
２　5.30　0.10　5.40　3F
３　2.70　0.50　3.20　LSp4
４　3.30　0.36　3.66　2A
５　3.00　0.14　3.14　FSSp4
６　3.30　0.14　3.44　SlSt3
７　3.50　0.57　4.07　CCoSp4
計　29.81　26.29　56.10

10USA
１　8.20　1.10　9.30 3T+3T
２　3.70 -1.10　2.60 3F<
３　2.70　0.79　3.49 LSp4
４　1.10 -0.60　0.50 1A
５　3.00　0.36　3.36 FSSp4
６　3.30　0.79　4.09 SlSt3
７　3.50　0.71　4.21 CCoSp4
計　27.55　27.20　54.75

これを各要素（＆PCS）について良いもの取りをすると、次のようになる。
（このように今季の結果から良いもの取りをしたものをバーチャルベスト（VB)とする）

10VB_USA
１　8.20　1.10　9.30 (USA) 3T+3T
２　5.30　0.10　5.40 (JPN) 3F
３　2.70　0.79　3.49 (USA) LSp4
４　3.30　0.36　3.66 (JPN) 2A
５　3.00　0.36　3.36 (USA) FSSp4
６　3.30　0.79　4.09 (USA) SlSt3
７　3.50　0.71　4.21 (USA) CCoSp4
計　33.51　27.20 (USA)　60.71

　各要素、２大会のどちらかで成功しているので、良いもの取りをすると非常に高得点になる。

また、各要素とも、
アクセル以外のファーストジャンプは３回転、
ステップ以外のレベルは４、ステップは３、
という要件を満たしているので、10VB_USAのSPの基礎点29.3は、佳菜子ちゃんのSPの予定基礎点と見なすことができる。