全日本選手権 その5 (フィギュアスケートプロトコル分析
SP_PCSの詳細 その2
左から SP_PCS SS割合 TR割合 PE割合 CH割合 IN割合 各順位
1.32.28 20.32 19.33 20.20 20.07 20.07 19 9 14 15 14 浅田 真央
2.31.88 20.08 19.20 20.20 19.95 20.58 27 15 13 21 3 安藤 美姫
3.30.20 20.13 19.47 20.40 19.74 20.26 26 4 4 28 12 中野 友加里
4.30.04 19.97 19.31 20.37 19.84 20.51 29 11 5 26 4 鈴木 明子
5.28.60 20.14 19.58 20.14 19.72 20.42 25 2 15 29 7 村主 章枝
6.26.48 20.24 19.34 20.09 19.94 20.39 22 8 18 22 8 村上 佳菜子
7.24.80 20.00 19.19 20.32 20.00 20.48 28 16 6 16 6 武田 奈也
8.23.56 20.71 19.35 20.03 20.20 19.69 12 7 21 11 24 西野 友毬
9.23.24 20.65 19.45 20.31 19.79 19.79 14 5 7 27 20 高山 睦美
10.23.16 20.38 19.17 19.86 20.21 20.38 17 17 26 10 9 村元 小月
11.23.08 20.80 19.24 20.10 20.10 19.76 9 12 16 13 22 今井 遥
12.22.16 20.76 19.13 20.22 19.86 20.04 10 22 10 25 16 後藤 亜由美
13.21.84 20.15 19.23 19.78 20.51 20.33 24 13 28 2 11 村元 哉中
14.21.80 20.92 19.63 19.82 20.37 19.27 7 1 27 5 30 中村 愛音
15.21.52 20.26 18.96 20.45 20.07 20.26 21 26 3 14 13 藤沢 亮子
16.21.44 20.15 19.03 19.96 20.15 20.71 23 24 23 12 2 水津 瑠美
17.21.08 20.68 19.17 20.49 19.92 19.73 13 19 2 23 23 澤田 亜紀
17.21.08 20.30 18.98 20.30 19.92 20.49 20 25 8 23 5 萩原 綾子
19.20.44 19.96 18.79 20.55 19.96 20.74 30 30 1 20 1 佐藤 菜乃初
20.20.32 21.06 19.49 19.88 20.28 19.29 3 3 25 8 29 石川 翔子
21.19.92 21.08 19.08 20.28 19.68 19.88 2 23 9 30 17 國分 紫苑
22.19.84 20.36 18.95 19.96 20.36 20.36 18 27 24 6 10 淀 粧也香
23.19.40 20.82 19.38 20.21 20.00 19.59 8 6 12 16 26 日置 檀
24.19.20 21.04 19.17 20.21 20.00 19.58 4 18 11 16 27 毛間内かれん
25.18.16 20.48 19.16 20.04 20.26 20.04 16 20 20 9 15 菊地 妃奈子
26.18.12 20.75 19.21 20.09 20.31 19.65 11 14 19 7 25 友滝 佳子
27.17.80 21.35 19.33 19.78 20.00 19.55 1 10 29 16 28 瀬藤 愛里
28.17.76 20.95 19.14 19.59 20.50 19.82 5 21 30 3 19 井上 はるか
29.17.52 20.55 18.95 20.09 20.55 19.86 15 28 17 1 18 大熊 奈生子
30.17.40 20.92 18.85 20.00 20.46 19.77 6 29 22 4 21 小原 美咲
元の数字では比較が見えにくいので、5つの構成点のPCSにおける割合を算出してみた。算出式は、SSなら、SS/PCS*80。これで、PCSを100とした時のそれぞれの構成点の割合になり、すべて同点なら、全部20.00になる。
まず目につくのは、上位陣のSSの割合の低さ。真央ちゃんの19位以外は、軒並み20台後半となる。高いPCSを貰う選手は、SSの割合が低いようだ。
次いで、目につくのは、真央ちゃんの特殊性。TRの9位が最高で、SSの19位が最低と、どの構成点もまんべんなく取っている。逆に他の上位陣は、結構偏りがある。上位でINの割合が高いのは、美姫ちゃん(実際の点でも真央ちゃんを上回っている)、明子ちゃん、奈也ちゃん、すぐりん、そして佳菜子ちゃん。明子ちゃん、奈也ちゃんはPEも高くて、二人の「表現力」の高さがきれいに反映されていると言えそうだ。美姫ちゃん、すぐりんはPEはそれほど高くないが、これは今回たまたま調子が悪かったのか、それともいつもなのかは、これだけでは分からない。(^^)ゞ。
ゆかりんは、INはそれほどでもないが、PEとTRの割合が非常に高い。TRは他とあまり連動しないと思われるので、それが高い分INの割合が下がったとも言えるか。ただ、ゆかりんと明子ちゃんの二人の比較では、他はほとんど同じなので、SS&TRの良いゆかりんとINの良い明子ちゃんとはっきり分かる。
CHの割合もSS同様、上位陣が低いが、これも差がつきにくいということか。
そのほか、下位の選手でも、それぞれの選手の演技の性質が見えてくるような気がする。中でも極端な佐藤菜乃初選手の演技、ぜひ見てみたいなぁ。(^^)ゞ
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