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浅田真央のプロトコル分析01:SP 13四大陸選手権 vs 12NHK杯
真央ちゃんの13四大陸選手権のSPのプロトコルと、今季これまでのSBだった12NHK杯のSPのプロトコルを比較してみました。
13四大陸選手権
1. Mao ASADA(JPN)
10.07 8.50 1.57 3A
8.00 7.10 0.90 3F+2Lo
2.99 2.70 0.29 LSp4
3.09 2.80 0.29 FCSp3
6.51 5.61 0.90 3Lo
4.07 3.50 0.57 CCoSp4
5.90 3.90 2.00 StSq4
74.49 40.63 33.86 0
12NHK杯
1. Mao ASADA(JPN)
4.23 3.30 0.93 2A
8.00 7.10 0.90 3F+2Lo
3.34 2.70 0.64 LSp4
3.63 3.20 0.43 FCSp4
6.51 5.61 0.90 3Lo
4.29 3.50 0.79 CCoSp4
5.70 3.90 1.80 StSq4
67.95 35.70 32.25 0
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各要素毎の増減は、
+5.84 3A
+0.00 3F+2Lo
-0.35 LSp4
-0.54 FCSp3
+0.00 3Lo
-0.22 CCoSp4
+0.20 StSq4
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+4.93 TES
+1.61 PCS
+6.54 TSS
となります。やはり、3Aの威力は絶大ですね。2Aに較べて、基礎点(+5.20)だけでは
なくGOEも+0.64と大幅アップで、計+5.84になります。さらに、PCSも+1.61と大幅アッ
プで、これまでのPBであるバンクーバーの32.28をも大きく上回りましたが、このかな
りの部分が3A成功による+αと思われます。SPで女子に3Aが解禁されてから、はじめ
て、その利点を生かせましたね。これで、SPでは出遅れることの多かった真央ちゃんで
すが、3Aを成功させて、大きなリードを取っていけそうです。
他のジャンプは、どちらもNHK杯とまったく同じ得点。
ステップはNHK杯でも非常な高得点だったのがさらに+0.20。素晴らしい。
反面、スピンはレベルの取りこぼしもあり、GOEと合わせて3つで-1.11。これがNH
K杯と同点なら、TSSは75.60となり、PBの09国別対抗戦の75.84に迫ります。このと
きはスパイラルシークエンスがあって、要素数が1つ多かったのですから、実質的には今
回の演技が真央ちゃんのパーソナルベストといって良いはずです。しかし、ここまで来る
と、世界選手権では、75.84を越えて欲しいですね。
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