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2012GPS_日本大会(NHK杯)男子PCS順位&内容グラフ
SP_PCS(SS TR PE CH IN)
1.42.40 (8.57 8.11 8.57 8.36 8.79) 髙橋 大輔
2.42.29 (8.46 8.07 8.79 8.36 8.61) 羽生 結弦
3.39.43 (7.89 7.64 7.79 8.04 8.07) Javier FERNANDEZ
4.35.93 (7.32 6.86 7.07 7.29 7.39) Adam RIPPON
5.34.61 (7.00 6.50 7.11 6.86 7.14) Ross MINER
6.34.14 (6.82 6.61 6.79 6.96 6.96) Kevin REYNOLDS
7.34.10 (6.82 6.79 6.71 6.89 6.89) Richard DORNBUSH
8.33.86 (6.82 6.43 6.79 6.96 6.86) Sergei VORONOV
9.32.06 (6.46 6.21 6.39 6.50 6.50) Andrei ROGOZINE
FS_PCS(SS TR PE CH IN)
1.83.06 (8.43 7.89 8.36 8.39 8.46) 髙橋 大輔
2.78.78 (8.07 7.64 7.82 7.93 7.93) 羽生 結弦
3.75.28 (7.71 7.32 7.21 7.86 7.54) Javier FERNANDEZ
4.75.22 (7.71 7.11 7.79 7.39 7.61) Ross MINER
5.70.22 (7.04 6.82 6.86 7.18 7.21) Richard DORNBUSH
6.70.14 (6.93 6.64 7.11 7.21 7.18) Kevin REYNOLDS
7.67.36 (7.11 6.32 6.75 6.75 6.75) Adam RIPPON
8.66.00 (7.11 6.07 6.86 6.46 6.50) Sergei VORONOV
9.59.22 (6.25 5.64 5.89 6.04 5.79) Andrei ROGOZINE
画像: 左:SP 右:FS
結弦くん、なんとSPでは高橋君とほとんど同じPCS。素晴らしいですね。特にPEでは
高橋君を大きく上回っている。これは、クワドをきれいに決め他もノーミスだったので納得
です。一方高橋君はINが高い。これはもう当然。
FSでは、高橋君も少し落とているが、結弦くんは0.6近く落としてSPのフェルナンデス
をも下回った。特にPEは-0.97。やはり、後半のスタミナ切れが大きく響いてのことで、仕
方ないでしょう。ジャンプやスピンの失敗でTESも落ちますが、PCSの落下も大きいです
ね。まだまだ17歳ですから仕方ないと言えば仕方ないのですが、なんとかソチまでに間に
合わせて欲しいとも思いますが、結弦くんにはその次の五輪を見据えて無理せず焦らずじっ
くりと成長して欲しいという思いもあります。
あとはフェルナンデスのSP→FSの急降下とマイナーの急上昇も面白いですね。PCSを
「実績点」だなどという戯言も聞きますが、ジャッジは毎回毎回の演技をきちんと評価して
いることがよく分かります。フェルナンデス大落下ですが、CHだけは僅かな落下で、FSで
は突出して高く、結弦くんのCHに肉薄しています。逆にPEはどん底。でもこれもあの演
技を見れば納得ですね。逆にマイナーは当然ですがPEが突出しています。
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