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2011GPS_日本大会(NHK杯)女子SP上位3選手プロトコル分析
上位3選手の簡易プロトコル
1. Akiko SUZUKI(JPN)
9.40 8.20 1.20 3T+3T
6.20 6.00 0.20 3Lz
3.63 3.20 0.43 FCSp4
4.01 3.30 0.71 2A
4.21 3.50 0.71 CCoSp4
4.44 3.30 1.14 SlSt3
3.20 2.70 0.50 LSp4
66.55 35.09 31.46 0
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2. Alena LEONOVA(RUS)
9.40 8.20 1.20 3T+3T
5.10 5.30 -0.20 3F
3.66 3.30 0.36 2A
3.13 2.70 0.43 LSp4
4.44 3.30 1.14 SlSt3
2.96 2.60 0.36 FSSp3
3.10 3.00 0.10 CCoSp3
61.76 31.79 29.97 0
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3. Mao ASADA(JPN)
0.50 1.10 -0.60 1A
7.50 7.10 0.40 3F+2Lo
3.57 3.00 0.57 FSSp4
4.90 5.10 -0.20 3Lo
4.36 3.50 0.86 CCoSp4
4.01 3.30 0.71 SlSt3
3.49 2.70 0.79 LSp4
58.42 28.33 30.09 0
要素種別に比較すると、
(左から、明子ちゃん、アリョーナ、真央ちゃん)
6.20 5.10 4.90 ステップからの3回転
9.40 9.40 7.50 コンビネーションジャンプ
4.01 3.66 0.50 アクセルジャンプ
19.61 18.16 12.90 ジャンプ合計
3.20 3.13 3.49 レイバックスピン
3.63 2.96 3.57 フライングスピン
4.21 3.10 4.36 コンビネーションスピン
11.04 9.19 11.42 スピン合計
4.44 4.44 4.01 ステップ
35.09 31.79 28.33 TES
31.46 29.97 30.09 PCS
やはり、ジャンプの差が大きい。明子ちゃんはコンビネーションジャンプこそアリョーナと同点だが、他では少しずつ勝っている。真央ちゃんはシングルに終わったアクセルジャンプだけではく、コンビネーションジャンプでも2人より1.9低く、ステップからの3回転でも、差はそれほどでもないが、最下位だ。
スピンは、真央ちゃんが僅差だが明子ちゃんを上回ってトップ。フライングスピンだけ明子ちゃんの方が真央ちゃんより上だが、これは基礎点の差。GOEでは真央ちゃんが上だ。アリョーナはスピンでは2つレベルを取りこぼすなど、ちょっと2人に劣る。ステップは、なんと真央ちゃんが最下位。明子ちゃんのトップは納得だが、アリョーナも明子ちゃんと同点なのにはちょっとびっくり。結果、TESでは3人が、ほぼ等間隔で並んだ。PCSでも、明子ちゃんが真央ちゃんを上回りトップ。真央ちゃんとアリョーナは僅差で真央ちゃんが上。 やはり、絶好調の明子ちゃん&アリョーナと悪くはないけれど、まだまだ本来のできではない真央ちゃん、といった感じがする。
もちろん、フィギュアスケートは、SPとFS両方素晴らしい演技をするのが非常に難しい競技。FSでは、まだまだ十分逆転の可能性がある。ただ、明子ちゃんがFSでも素晴らしい演技をすれば、あとの2人が追いつくのは至難の業だろう。
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