2011世界フィギュアスケート選手権女子個人成績:クセーニア・マカロワSP(プロトコル分析)
11WC前のクセーニアの昨季以来の得点を要素別に良いとこ取りをしたVPは次の通り。
基礎点、GOE、得点
1 8.20 0.80 9.00 (11EC_SP) 3T+3T
2 5.10 0.60 5.70 (11EC_SP) 3Lo
3 3.30 0.57 3.87 (11EC_SP) 2A
4 3.00 0.43 3.43 (11EC_SP) FSSp4
5 3.30 0.64 3.94 (11EC_SP) SlSt3
6 3.50 0.80 4.30 (10WC_FS) CCoSp4
7 2.70 1.00 3.70 (10WC_SP) LSp4
計 29.10 4.84 33.94 (10CAN_SP)
27.37 0 61.31
計 の行の数字は、基礎点、GOE、得点のそれぞれの合計、
その次の行の数字は、PCS、減点、TSS
これを今回の成績と較べると、
基礎点、GOE、得点(基礎点の増減、GOEの増減)
1 8.20 0.60 8.80 ( 0.00 -0.20) 3T+3T
2 5.10 0.70 5.80 ( 0.00 0.10) 3Lo
3 3.30 0.29 3.59 ( 0.00 -0.28) 2A
4 3.00 0.50 3.50 ( 0.00 0.07) FSSp4
5 3.30 0.50 3.80 ( 0.00 -0.14) SlSt3
6 3.50 0.64 4.14 ( 0.00 -0.16) CCoSp4
7 2.40 0.50 2.90 (-0.30 -0.50) LSp3
計 28.80 3.73 32.53 (-0.30 -1.11)
29.09 0 61.62 ( 1.72 0.31)
一番下の行のかっこ内は PCSの増減 TSSの増減
基礎点のDG-0.30はLSp3による。GOEはLSp3と2AがVPから半減している他は微増源でほとんどVPに近い素晴らしい出来。DG、GOEでVP比-1.41も素晴らしい演技を揃えた結果(というかそれを可能とする滑りができたからか?)PCSが+1.72と大幅にアップし、VPを越える得点をたたき出した。SPのPBは10WCだが、今回はスパイラルがなくなったので実質的には自己最高点だ。
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