2011世界フィギュアスケート選手権女子個人成績:アリョーナ・レオノワSPプロトコル分析
11WC前のアリョーナの昨季以来の得点を要素別に良いとこ取りをしたVPは次の通り。
基礎点、GOE、得点
1 8.20 1.10 9.30 (11EC_FS) 3T+3T
2 5.30 0.70 6.00 (10EC_SP) 3F
3 3.00 0.36 3.36 (10RUS_FS) FSSp4
4 3.30 0.50 3.80 (09RUS_FS) 2A
5 2.70 0.50 3.20 (10OG_SP) LSp3
6 3.30 0.50 3.80 (10OG_SP) SlSt3
7 3.50 0.40 3.90 (10WC_SP) CCoSp4
計 29.30 4.06 33.36 (10OG_SP)
28.24 0 61.60
計 の行の数字は、基礎点、GOE、得点のそれぞれの合計、
その次の行の数字は、PCS、減点、TSS
これを今回の成績と較べると、
基礎点、GOE、得点(基礎点の増減、GOEの増減)
1 8.20 0.90 9.10 ( 0.00 -0.20) 3T+3T
2 5.30 0.70 6.00 ( 0.00 0.00) 3F
3 3.00 0.36 3.36 ( 0.00 0.00) FSSp4
4 3.30 0.36 3.66 ( 0.00 -0.14) 2A
5 2.70 0.43 3.13 ( 0.00 -0.07) LSp4
6 2.30 0.14 2.44 (-1.00 -0.36) SlSt2
7 3.50 0.36 3.86 ( 0.00 -0.04) CCoSp4
計 28.30 3.25 31.55 (-1.00 -0.81)
28.20 0 59.75 (-0.04 -1.85)
一番下の行のかっこ内は PCSの増減 TSSの増減
ステップがDG(レベル3→レベル2)で基礎点-1.00、GOEも-0.36と少し落ちているが、ミスはこれだけで、他はGOEもVPと同じかわずかに下回るだけ。PCSもほとんど同じで持てるものをほぼ出し切った素晴らしい演技。PBはバンクーバーの62.14だが、スパイラルがあったのとGOEの比率が高かったことを考えると、今回の演技の方が実質的には最高点となる。もちろん素人目にも素晴らしい演技と思えた。
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