少しずつ、少しずつ、光が・・・
震災後10日。おばあさんとお孫さんが救出された。がれきに埋もれて孤立していたが冷蔵庫に食料があって、それで命をつないでいたようだ。また、二つ、命が救われた。うれしいニュースだが、広大な被災地には、まだ同様に孤立してかろうじて命をつないでいる被災者がいる可能性がある。捜索を続けて欲しい。
原発1、2号炉以外の使用済み燃料プールへの水の放水による供給が、かなり安定的に行われる手段が確保されてきた。消防・自衛隊・警察・さらには米軍車両とそれを操縦する東電職員も含めて、各組織の隊員の「命懸け」の尽力による。しかも、全員許容限度内の被爆で達成できたようだ。本当に素晴らしい。記者会見した消防士の皆さん、とても格好良かった。(^^)(^^)
原発2、外部電源も2号炉に通じてきたという。まだまだ各機器の動作確認をしなければ実際に通電はできないようだが、「根本解決」への道が見えてきた。しかし不用意に通電して事故が発生しては元も子もない。相変わらず高放射線下の苛烈な点検作業が続くのだろうが、放水等によって時間は稼げているようなので、着実な前進を声援とともに見守りたい。
そしてもう一つ。今まであまり報道されなかった、現場にとどまって「命懸け」でいろいろな復旧作業に当たっている東電と関連会社の社員の皆さんの決死の活動が明らかになってきた。この未曽有の災害、壊滅してもおかしくなかった原発を最後の最後で支えていた、そして、支えているのは皆さんです。本当に頭が下がります。使命完遂を心からお祈りします。
計画停電、気温が上がれば、かなり緩和されるんですね。ただ、明日午後から気温の低下が予報されています。どうなるんでしょう。
セリーグ、29日に延期。ドームは避け、首都圏でのナイターはデーゲーム化など、一定の配慮は見られますが、悪児としては、最低、高校野球終了まではプロ野球は自粛するべきだと思います。さらに、東京ドームは計画停電継続中は使用するべきではないと思います。
フィギュアスケート。他国での4・5月開催が提案されているようです。これは、それが可能ならそうするべきだと思います。「世界選手権」なのですから、元々日本開催でなければ東北関東大震災と関係なく行われていたはずです。
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