レイチェル・フラット バーチャルベストその１（フィギュアスケートプロトコル分析）

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レイチェル・フラット　バーチャルベストその１（全米選手権に向けて）

　レイチェルのSPのアメリカ大会までのバーチャルベスト(VB)は次の通り。

（数字は、基礎点　GOE　得点　計の行は、TES　PCS　TSS）
１　7.80 -0.30　7.50 (JPN) 3Lz+2Lo
２　5.30 -0.10　5.20 (USA) 3F
３　2.40　0.36　2.76 (USA) LSp3
４　3.20　0.14　3.34 (USA) FCSp4
５　3.30　0.14　3.44 (JPN) 2A
６　3.30　0.43　3.73 (JPN) SlSt3
７　3.50　0.43　3.93 (USA) CCoSp4
計　29.90　26.74 (USA)　56.64

　最初の２つのジャンプが，基礎点はしっかり取れているが、GOEはマイナス。他もGOEは0.43が最高で総じて低い。元々基礎点に較べてGOEが貰えない選手だが、今季もここまでは改善されていない。ただ、昨季も全米ではGOEが貰えるので、得点を大きく伸ばす可能性がある。
　なお、アメリカ大会まで、と書いたが、次のグランプリファイナルでは、どの要素もこのVBの得点を下回ったので、GPF後のVBも今回とまったく同じになる。

★　バーチャルベスト(VB)　★

今季のスコアからSP・FSそれぞれの要素毎に良いもの取りをして算出したスコア。SPとFSの要素は別物として扱う。順番の変更があっても同じ要素は同じものとして扱うが、FSのジャンプの場合、前半と後半は区別する。