2010全日本フィギュアスケート選手権女子SPジャンプの種類2-2
成功不成功関係なしに挑戦したジャンプ毎に集計すると。
(アクセルジャンプでは2A、3Aを区別し、セカンドジャンプでは2T、3Tを区別して、それ以外は、回転数は考慮せず)
種別 ジャンプ種 (09回数→10回数)(全ジャンプ比率)(同種ジャンプ比率)
1 2A (30→31) (71.4%→59.6%) (100.0%→ 96.9%)
1 3A ( 0→ 1) ( 0.0%→ 1.9%) ( 0.0%→ 3.1%)
2 F (12→10) (28.6%→19.2%) ( 40.0%→ 31.3%)
2 Lo ( 6→11) (14.3%→21.2%) ( 20.0%→ 34.4%)
2 Lz ( 0→ 2) ( 0.0%→ 3.8%) ( 0.0%→ 6.3%)
2 S ( 6→ 6) (14.3%→11.5%) ( 20.0%→ 18.8%)
2 T ( 6→ 3) (14.3%→ 5.8%) ( 20.0%→ 9.4%)
3 A ( 1→ 0) ( 2.4%→ 0.0%) ( 3.3%→ 0.0%)
3 F ( 3→ 4) ( 7.1%→ 7.7%) ( 10.0%→ 12.5%)
3 Lo ( 2→ 2) ( 4.8%→ 3.8%) ( 6.7%→ 6.3%)
3 Lz ( 8→ 5) (19.0%→ 9.6%) ( 26.7%→ 15.6%)
3 S ( 6→ 5) (14.3%→ 9.6%) ( 20.0%→ 15.6%)
3 T (10→16) (23.8%→30.8%) ( 33.3%→ 50.0%)
4 2Lo ( 1→ 2) ( 2.4%→ 3.8%) ( 3.3%→ 6.3%)
4 2T (25→22) (59.5%→42.3%) ( 83.3%→ 68.8%)
4 3T ( 1→ 6) ( 2.4%→11.5%) ( 3.3%→ 18.8%)
やはり、アクセルジャンプの2Aが100%ではなくなったことにまず目が行く。そして、CJセカンドの3T。若手を中心に挑戦が増えて6倍になった。それと関連してか、CJのファーストのトーループも大きく増えている。ステップからのジャンプでは、ループの増加が目立つ。フリップは失敗ジャンプも含めると微減にとどまっている。
ステップからのジャンプとコンビネーションのファーストをまとめるとこうなる。
3A ( 1→ 0) ( 1.7%→ 0.0%)
F (15→14) (25.0%→21.9%)
Lo ( 8→13) (13.3%→20.3%)
Lz ( 8→ 7) (13.3%→10.9%)
S (12→11) (20.0%→17.2%)
T (16→19) (26.7%→29.7%)
ループが大幅に増え、トーループも増え、他は微減。3Loの増加がジュニアへのループ指定のためだとすると、トーループの増加以外は大差ない。
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