2010全日本フィギュアスケート選手権女子プロトコル分析
FS低難度ジャンプ(2A・T・S)からのコンビネーションジャンプ
トップは、3T+3TでGOE+1.40の佳菜子ちゃんと翔子ちゃん。美姫ちゃんの後半2A+3TもGOE同じ+1.40でほとんど同じ得点。ただ、FSでの3T+3Tは2種類の2回跳べるジャンプの1回を基礎点最低の3Tで消費してしまうのでマイナス要素が大きい。4位は、基礎点&難度の高い2A+3Lo を成功させた(GOE+0.56)雅ちゃん。5位は2A+3TでGOE+1.26の理紗ちゃん。6位は、セカンドが回転不足になりGOEもマイナスになったものの亜由美ちゃんの3S+3T<が哉中ちゃんの後半3S+2T を上回った。シークエンスは友毬ちゃんの後半の2A+2A+SEQ、GOE+0.50が最高。
(得点 基礎点 GOE)
1. 9.60 8.20 +1.40 3T+3T 村上 佳菜子
1. 9.60 8.20 +1.40 3T+3T 石川 翔子
3. 9.54 8.14x +1.40 2A+3T 安藤 美姫
4. 8.96 8.40 +0.56 2A+3Lo 大庭 雅
5. 8.66 7.40 +1.26 2A+3T 庄司 理紗
6. 6.96 7.10 -0.14 3S+3T< 後藤 亜由美
7. 6.86 6.16x +0.70 3S+2T 村元 哉中
7. 6.86 6.16x +0.70 3S+2T 毛間内 かれん
9. 6.31 5.81x +0.50 2A+2A+SEQ 西野 友毬
10. 6.30 5.60 +0.70 3S+2T 大庭 雅
11. 6.20 5.50 +0.70 3T+2T 澤田 亜紀
12. 6.11 5.81x +0.30 2A+2A+SEQ 村主 章枝
13. 6.06 5.50 +0.56 3T+2T 村元 哉中
14. 6.05 6.05x +0.00 3T+2T 鈴木 春奈
15. 5.88 6.16x -0.28 3S+2T 後藤 亜由美
16. 5.74 5.60 +0.14 3S+2T 石川 翔子
17. 5.67 5.17x +0.50 2A+2T 浅田 真央
18. 5.20 4.70 +0.50 2A+2T 河野 有香
19. 5.17 5.17x +0.00 2A+2T 友滝 佳子
19. 5.17 5.17x +0.00 2A+2T 國分 紫苑
19. 5.17 5.17x +0.00 2A+2T 中村 愛音
22. 5.10 6.20 -1.10 2A+3T< 鈴木 明子
23. 5.08 5.50 -0.42 3T+2T 中村 愛音
24. 4.80 5.50 -0.70 3T+2T 鈴木 春奈
25. 4.57 5.17x -0.60 2A+2T 瀬藤 愛里
26. 4.47 5.17x -0.70 3S<+2Lo 押川 ロアンナ紗璃
27. 4.35 5.61x -1.26 3T+2T< 瀬藤 愛里
28. 3.87 3.87x +0.00 1A+2A+SEQ 鈴木 真梨
29. 3.50 5.60 -2.10 3S+2T 望月 梨早
30. 2.80 2.80 +0.00 2T+2T 望月 梨早
31. 1.50 1.50 +0.00 1A+1T 毛間内 かれん
32. 0.63 1.23x -0.60 3S<<+SEQ 澤田 亜紀
33. 0.22 2.32 -2.10 3S<+SEQ 瀬藤 愛里
昨季は、セカンドトリプルはほとんどなく(2A+3Tにチャレンジした遥ちゃんとゆっこちゃんはどちらもDG)、シークエンスが上位を占めた。
1. 8.20 6.40 +1.80 3S+2A+SEQ 安藤 美姫
2. 8.04 7.04x +1.00 3S+2A+SEQ 後藤 亜由美
3. 7.80 6.40 +1.40 3S+2A+SEQ 村上 佳菜子
4. 7.60 6.60x +1.00 3T+2A+SEQ 中野 友加里
4. 7.60 6.60x +1.00 3T+2A+SEQ 毛間内 かれん
昨季の点を今季の基準で再計算すると、2Aを含んだシークエンスは大きな減点になる。2Aの減点と回数制限のため今季シークエンスは、高難度ジャンプからのものも合わせて6、昨季の18の1/3と、大幅に減った。
1. 7.80 6.00 +1.80 3S+2A+SEQ 安藤 美姫
2. 7.60 6.60x +1.00 3S+2A+SEQ 後藤 亜由美
3. 7.40 6.00 +1.40 3S+2A+SEQ 村上 佳菜子
4. 7.51 6.51x +1.00 3T+2A+SEQ 中野 友加里
4. 7.51 6.51x +1.00 3T+2A+SEQ 毛間内 かれん
コメント