浅田真央2010世界選手権SP成績（フィギュアスケートプロトコル分析）

浅田真央2010世界選手権SP成績（フィギュアスケートプロトコル分析）

得点（予定基礎点　DG　GOE）[バンクーバーとの差　自己最高との差]
TSSとTESは[バンクーバーとの差　08VB との差]

1． 4.32　( 9.50　 -4.70　 -0.48)　[ -5.78　 -6.18]　3A<+2T
2． 6.50　( 5.50　　0.00　　1.00)　[　0.80　 -0.60]　3F
3． 3.60　( 2.70　　0.00　　0.90)　[　0.20　　0.20]　LSp4
4． 5.20　( 3.40　　0.00　　1.80)　[ -0.20　 -0.80]　SpSq4
5． 5.30　( 3.50　　0.00　　1.80)　[　0.20　 -0.20]　2A
6． 3.60　( 3.00　　0.00　　0.60)　[　0.10　 -0.20]　FSSp4
7． 4.40　( 3.30　　0.00　　1.10)　[　0.10　　0.00]　SlSt3
8． 4.20　( 3.50　　0.00　　0.70)　[　0.20　 -0.10]　CCoSp4

TSS　68.08　[ -5.70　 -9.20]
TES　37.12　[ -4.38　 -7.88]
PCS　30.96　[ -1.32　 -1.32]

　トリプルアクセルはダウングレード。解説の杉田さんも、「怪しい」と言い、GOEもマイナスになっている（DGを判定する技術審判だけではなく、GOEを判定する演技審判も回転不足と判断した可能性が高い）ので、DGは仕方がないだろう。それ以外は、スパイラルを除いて、バンクーバーを上回っている。自己最高を0.2越えたレイバックスピン以外は自己最高には及ばないが、素晴らしい出来。PCSはバンクーバーよりちょっと下がったが、モチベーションの低下など、条件はバンクーバーより悪く全体的にも大きく落ちているのでその中で-1.32は妥当な数字だろう。

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