キムヨナ2010世界選手権FS成績(フィギュアスケートプロトコル分析)
得点(予定基礎点 DG GOE)[バンクーバーとの差 自己最高との差]
TSSとTESは[バンクーバーとの差 08VB との差]
1.12.20 (10.00 0.00 2.20) [ 0.20 0.00] 3Lz+3T
2. 7.50 ( 5.50 0.00 2.00) [ 0.20 0.20] 3F
3. 7.70 ( 6.30 0.00 1.40) [ 0.00 0.00] 2A+2T+2Lo
4. 3.50 ( 3.00 0.00 0.50) [ -0.30 -0.30] FCoSp4
5. 4.80 ( 3.40 0.00 1.40) [ -0.60 -0.60] SpSq4
6. 9.50 ( 7.50 0.00 2.00) [ 0.00 -0.55] 2A+3T
7. 1.95 ( 4.95 0.00 -3.00) [ -4.40 -4.40] 3S
8. 8.00 ( 6.60 0.00 1.40) [ -0.60 -0.60] 3Lz
9. 4.10 ( 3.30 0.00 0.80) [ -0.20 -0.20] SlSt3
10. 0.00 ( 3.85 -3.85 0.00) [ -5.25 -5.25] A
11. 3.10 ( 3.00 0.00 0.10) [ -0.50 -0.50] FSSp4
12. 4.10 ( 3.50 0.00 0.60) [ -0.40 -0.40] CCoSp4
TSS 130.49 [-19.57 -20.32]
TES 66.45 [-11.85 -12.60]
PCS 65.04 [ -6.72 -6.72]
生中継を見ていてさすがに点がでた瞬間は悪児もびっくりした。せいぜい120点くらいかな、と思っていたのだ。ところが130点。バンクーバーに続いてまたもや「ジャッジ疑惑」が頭をよぎった。(^^;)(^^;) しかし、プロトコルを読みながら録画を見直してみると・・・
最初(というか前半)は非常に良かったのだ。前日のSPとは打って変わって、バンクーバーの再現を思わせる演技。生中継の時に、ひぇ~~このまま行っちゃうのか、と思ったところで、サルコウの失敗。そこからは、ちょっとずつおかしくなって、ステップの最後の頃は、なんか、へろへろ? と思ったところで、アクセルが抜けて・・・。スピンもいつもの力強さがなく・・・。
で、生中継の時は、その最後の印象がとても強くて、それで、120点という印象が生まれたのだが、その際、前半の素晴らしい演技は悪児の頭からすっかり飛んでいたのだった。後半の演技だけで採点すれば、PCS 65.04なてとんでもないし、GOEも全体的に低かっただろうという印象で・・・。
しかし実際は、前半のジャンプは、数字的にもバンクーバーを上回っており、スピンとスパイラルこそ前日のミスを引きずったか、ヨナちゃんとしては少し物足りない点だが、前半は、素晴らしい滑りをしていたのであり、それと後半のへろへろ?の演技を合わせて採点すると、バンクーバーより-6.72のPCS65.04は十分納得できるものなのだ。2位という成績も、他の選手も(3Aダウングレードの真央ちゃんも含めて)軒並み失敗していたので、もちろん納得だ。
2010世界選手権目次は → こちら
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