トリノvsバンクーバー04(フィギュアスケート女子プロトコル分析)
2010世界選手権と2010バンクーバーオリンピックの両者に出場してそれぞれの8位までに入った選手について、その得点をいろいろな面から対比していく。果たしてジャッジに不正は・・・
トリノvsバンクーバー04(SP_PCS)
左から、10WC順位、得点 10OG順位、得点 得点差順位 得点差 得点率順位 得点率(バンクーバーの得点に対するトリノの得点の割合(%))
1.30.96 2.32.28 ( 7. -1.32 7. 95.91) Mao ASADA (浅田真央)
2.30.28 1.33.80 (10. -3.52 10. 89.59) Yu-Na KIM (キムヨナ)
3.30.20 10.26.76 ( 1. 3.44 1.112.86) Mirai NAGASU (長洲未来)
4.29.32 6.28.48 ( 3. 0.84 3.102.95) Laura LEPISTO
5.29.00 5.29.68 ( 4. -0.68 4. 97.71) Carolina KOSTNER
6.28.08 4.29.96 ( 8. -1.88 8. 93.72) Miki ANDO (安藤美姫)
7.27.08 9.27.84 ( 5. -0.76 5. 97.27) Rachael FLATT
8.26.04 8.27.92 ( 8. -1.88 9. 93.27) Akiko SUZUKI (鈴木明子)
13.25.56 12.26.36 ( 6. -0.80 6. 96.97) Cynthia PHANEUF
14.25.16 16.23.76 ( 2. 1.40 2.105.89) Ksenia MAKAROVA
久々に真央ちゃんのPCSがヨナちゃんを上回った。一番の下落はやはりヨナちゃん。-3.52は美姫ちゃん・明子ちゃんの2倍近い。真央ちゃんも-1.32で4%ほど減っている。逆に未来ちゃんは、+3.44、+12.86%と凄い上昇。バンクーバーは滑走順が早かったこともあるが、バンクーバーのFSの素晴らしい演技が利いたこともあるだろう。しかし一気にラウラ・美姫ちゃん・カロリナを抜いてしまった。伸び2位は、クセーニア。伸び率も高いけどこちらはまだ得点自体が低い。伸び3位はラウラ。着実に上がっている。美姫ちゃん・明子ちゃんは同じ点数ダウン。TESに較べると、明子ちゃんのPCSの下落は小幅。
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2009フィギュアスケート世界選手権ジャッジについて 目次は → こちら
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