3Aと3-3 その6(3回転3回転_05)(フィギュアスケートプロトコル分析)
今季になると・・・
ルッツまたはフリップからの3回転3回転コンビネーションジャンプ一覧。
12.20 2.20 3Lz+3T (09USA) Yu-Na KIM
12.00 2.00 3Lz+3T (09FRA) Yu-Na KIM
12.00 2.00 3Lz+3T (09FRA) Yu-Na KIM
9.70 0.20 3F+3T (09USA) Rachael FLATT
8.90 1.60 3Lz+3T< (09GPF) Yu-Na KIM
8.90 -0.60 3F+3T (10EC) Carolina KOSTNER
6.50 -3.00 3F+3T (09USA) Rachael FLATT
5.40 -1.40 3F+3T< (09CAN) Caroline ZHANG
5.30 -2.00 3Lz+3T< (09USA) Yu-Na KIM
5.30 -2.20 3Lz+3Lo< (09RUS) Miki ANDO
今季オリンピック前に成功したのはヨナちゃん3回にレイチェル1回。GOEマイナスも回転して着地したものも含めればカロリナが1回。
ヨナちゃんは2回回転不足を取られているがそのうち1回はGOE+1.60が示すように非常にきわどい回転不足。
レイチェルは1回成功して1回回り切って転倒と、何とか跳べるようにはなってきたというところ。他の選手は挑戦自体がほとんどなくなってしまっている。
レイチェルはバンクーバーでも1回成功1回失敗と、何とか跳べるようにはなってきているが、しかし、「コンスタントに跳べる」のはヨナちゃんひとり、という状況は変わらない。むしろ挑戦者自体が減って、ますますヨナちゃんの3-3の価値は上がっていると言えよう。
真央ちゃんしか跳べないトリプルアクセル
ヨナちゃんしか「コンスタントに」跳べない3Lz(3F)+3T
確かに「コンスタントに」の有無の分、3Aの方が難しく価値もあるのだが、ヨナちゃんの3Lz(3F)+3T も女子にとって非常に難しく価値もあるジャンプであることは間違いない。決してヨナちゃんも「易しいジャンプでGOE稼ぎ」だけをしているわけではないのだ。
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