シンシア・ファヌッフ１（フィギュアスケート女子有力選手プロトコル分析

シンシア・ファヌッフ　その１（予定基礎点）

ショートプログラム

１．  3.50  　2A
２．  6.00  　3Lz
３．  5.30  　3T+2T
４．  3.00  　FSSp4
５．  3.30  　SlSt3
６．  3.40  　SpSq4
７．  3.50  　CCoSp4
８．  2.70  　LSp4
計． 30.70  　

　標準より、3F→3Tの分（1.5）低い。本番では3T+2T  を3T+3Tにするのだろうか？

１．  6.00  　3T+2A+SEQ
２．  6.00  　3Lz
３．  6.30  　3Lo+2T
４．  5.00  　3Lo
５．  3.00  　FSSp4
６．  4.95  　3S
７．  3.40  　SpSq4
８．  6.60  　3Lz
９．  3.30  　SlSt3
10．  7.48  　3T+2T+2Lo
11．  3.00  　CSSp4
12．  3.50  　CCoSp4
計． 58.53  　

　シンシアの場合、FSのプログラムはよく分からない。というのは、今季ジャンプの失敗が続いていて、どのジャンプでコンビネーションを予定しているのかよく分からないこと（前半のコンビネーションを予定したジャンプを失敗して、後半にその分のコンビネーションを持ってきた可能性がある）と、その（途中での変更の）ため、3T、3Lz、3Loが２回ずつ、さらに3Lzはどちらも単発と、２重にザヤックルールに引っかかってしまうプログラム構成が浮かんできたのだ。実際、09JPNでは、２．の3Lzが1Lzになってしまったため、結果的にザヤックルールに引っかからなかったが、09CANでは、８．の3Lzはシークエンス扱いとなり２割減、10．の3T は無効になってしまった。昨季のプログラムを見ると、２．をコンビネーションにして、３．は単発の3Fにしていた（ただし順番は他も含めて入替がある）ようだが、今季のことは正確には分からない。とりあえず、バーチャルベスト、ということで、予定基礎点も09VBもザヤックルールは無視してこのままのプログラムで得点を算出することにする。
　58.53は、レベルの高い日本勢と較べると低めだが、フィンランド勢よりは高い。SPと合わせても、ラウラとキーラの間に入り、全体としては、標準的なものかも知れない。

予定基礎点については　こちら　をご覧下さい。

他選手の予定基礎点。
　　分析済み選手の予定基礎点一覧は　こちら　をご覧下さい。
　　GPF出場６選手のGPF前の時点での予定基礎点は　こちら　をご覧下さい。

→　　☆　目　次　☆