鈴木明子 その3(09バーチャルベスト)
鈴木明子の09バーチャルベスト。
ショートプログラム
まずは予定基礎点の高いカナダ大会までのプログラム
左から、予定基礎点 基礎点 DG GOE 要素点 (演じられた大会) 予定要素 →要素
1. 7.30 7.30 0.00 -0.60 6.70 (09CHN FS) 3Lz+2T → 3Lz+2T
2. 5.50 5.50 0.00 0.40 5.90 (09CHN SP) 3F → 3F
3. 3.20 3.20 0.00 0.50 3.70 (09GPF SP) FCSp4 → FCSp4
4. 3.40 3.40 0.00 1.20 4.60 (09CHN FS) SpSq4 → SpSq4
5. 3.50 3.50 0.00 1.00 4.50 (09GPF SP) 2A → 2A
6. 2.70 2.70 0.00 0.50 3.20 (09CHN SP) LSp4 → LSp4
7. 3.30 3.30 0.00 0.70 4.00 (09GPF FS) SlSt3 → SlSt3
8. 3.50 3.50 0.00 0.70 4.20 (09GPF SP) CCoSp4 → CCoSp4
合計 SP 32.40 32.40 0.00 4.40 36.80 27.48 64.28 (PCS は 09GPF)
ダウングレードはなく,ほぼノーミスとなるが、ルッツだけはエッジエラーを取られてGOEがマイナスになっている。
そこでルッツをループに替えたGPFのプログラムだと、
1. 6.80 6.80 0.00 0.40 7.20 (09GPF SP) 3F+2T → 3F+2T
2. 5.00 5.00 0.00 0.80 5.80 (09CHN FS) 3Lo → 3Lo
3. 3.20 3.20 0.00 0.50 3.70 (09GPF SP) FCSp4 → FCSp4
4. 3.40 3.40 0.00 1.20 4.60 (09CHN FS) SpSq4 → SpSq4
5. 3.50 3.50 0.00 1.00 4.50 (09GPF SP) 2A → 2A
6. 2.70 2.70 0.00 0.50 3.20 (09CHN SP) LSp4 → LSp4
7. 3.30 3.30 0.00 0.70 4.00 (09GPF FS) SlSt3 → SlSt3
8. 3.50 3.50 0.00 0.70 4.20 (09GPF SP) CCoSp4 → CCoSp4
合計 SP 31.40 31.40 0.00 5.80 37.20 27.48 64.68 (PCS は 09GPF)
というように、基礎点減少分をGOEで補って+0.40になる。エッジエラーの矯正は難しいようなので、少なくとも日本選手権では、このプログラムの方がベターだろう。
フリースケーティング
基礎点が高いカナダ大会のプログラムの場合は、
1. 8.80 8.80 0.00 -1.80 7.00 (09CAN FS) 3Lz+2T+2Lo → 3Lz+2T+2Lo
2. 7.50 2.10 -5.40 -0.06 2.04 (09CAN FS) 2A+3T → 1A+3T<
3. 5.00 5.00 0.00 0.80 5.80 (09CHN FS) 3Lo → 3Lo
4. 3.50 3.50 0.00 0.70 4.20 (09GPF SP) CCoSp4 → CCoSp4
5. 3.40 3.40 0.00 1.20 4.60 (09CHN FS) SpSq4 → SpSq4
6. 6.05x 6.05 0.00 1.00 7.05 (09GPF FS) 3F → 3F
7. 6.60x 6.60 0.00 -0.60 6.00 (09CHN FS) 3Lz → 3Lz
8. 7.48x 7.48 0.00 0.60 8.08 (09CAN FS) 3Lo+2A+SEQ → 3Lo+2A+SEQ
9. 4.95x 4.95 0.00 0.40 5.35 (09CHN FS) 3S → 3S
10. 3.20 3.20 0.00 0.50 3.70 (09GPF SP) FCSp4 → FCSp4
11. 3.30 3.30 0.00 0.70 4.00 (09GPF FS) SlSt3 → SlSt3
12. 3.50 3.50 0.00 0.50 4.00 (09CHN FS) FCCoSp4 → FCCoSp4
合計 FS 63.28 57.88 -5.40 3.94 61.82 52.88 114.70 (PCS は 09GPF)
と、やはり、2A+3Tが成功していないのでその分のDGと、2つの3Lz のエッジエラーの減点が大きくGOEも伸びていない。
最初のルッツと、2番目のコンビネーションを差し替えたGPFのプログラムの場合は、
1. 8.30 8.30 0.00 0.00 8.30 (09GPF FS) 3F+2T+2Lo → 3F+2T+2Lo
2. 6.00 6.00 0.00 0.40 6.40 (09GPF FS) 3T+2A+SEQ → 3T+2A+SEQ
3. 5.00 5.00 0.00 0.80 5.80 (09CHN FS) 3Lo → 3Lo
4. 3.50 3.50 0.00 0.70 4.20 (09GPF SP) CCoSp4 → CCoSp4
5. 3.40 3.40 0.00 1.20 4.60 (09CHN FS) SpSq4 → SpSq4
6. 6.05x 6.05 0.00 1.00 7.05 (09GPF FS) 3F → 3F
7. 6.60x 6.60 0.00 -0.60 6.00 (09CHN FS) 3Lz → 3Lz
8. 7.48x 7.48 0.00 0.60 8.08 (09CAN FS) 3Lo+2A+SEQ → 3Lo+2A+SEQ
9. 4.95x 4.95 0.00 0.40 5.35 (09CHN FS) 3S → 3S
10. 3.20 3.20 0.00 0.50 3.70 (09GPF SP) FCSp4 → FCSp4
11. 3.30 3.30 0.00 0.70 4.00 (09GPF FS) SlSt3 → SlSt3
12. 3.50 3.50 0.00 0.50 4.00 (09CHN FS) FCCoSp4 → FCCoSp4
合計 FS 61.28 61.28 0.00 6.20 67.48 52.88 120.36 (PCS は 09GPF)
となり、カナダバージョンを大きく上回る。ただし、ファイナルバージョンで2番目のシークエンスをコンビネーションに戻して成功すれば、GOEは0.00でも、さらに+1.10の121.46になる。
総得点は、カナダバージョンの場合、178.98、ファイナルバージョンの場合、185.04 となる。
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