終わりのない終わり
今日(12/21)、グインサーガ第130巻を購入し読み終わりました。
ご存知の方はご存知だと思いますが、30年前に第1巻が書かれそれから今まで延々と書き続けられてきたグインサーガが、作者栗本薫氏が亡くなったことによって未完のまま最終巻となったのです。悪児は、刊行よりちょっと遅れて読み始め、第8巻から刊行と同時に読むようになりました。そして今回・・・。12/8発売と予告されていたのでいつもならフライング発売する前日か遅くても2日後までには読んでいたのですが、今回は遅れて、今日読み終えました。忙しいこともあったのですが、読んでしまっては、本当に終わってしまう、という思いもありました。途中惰性で読んでいる、という感じになった時期もありましたが、70巻辺りから本当に面白くなりました。最終巻は、いつもなら300ページを越えるのに、その半分の150ページにも満たない薄いもので、予想通り、バッハのフーガの技法のように、何の切れ目もないところで、突然終了してしまいました。まあ、そのうちに、70巻辺りからもう一度読み直すことになるでしょう。終わらないまま進行は止まってしまいましたが、読み直すことで、また楽しませて貰えそうです。あるいは、第1巻から読み直すことになるかも知れませんし・・・(^^;)(^^;)
終わりのない終わり:結末のない終わり&(読む楽しみの)終了のない終わり
コメント