11/30のフィギュアスケートNHK杯。
1.浅田真央 191.13
2.鈴木明子 167.64
3.中野友加里 166.87
日本人による表彰台独占で、
ご覧になった方も多かったと思います。
さて、浅田真央選手の演技ですが、
まず、1.トリプルアクセルを単発で決めました。
そして、2.トリプルアクセルとダブルトウループのコンビネーションを飛びましたが、最初のトリプルアクセルが回転数不足と判定されました。
その後、コンビネーションも含めて4種のトリプルジャンプを決めた後、ジャンプの最後として、3.ダブルアクセルを単発でいとも簡単に飛びました(そう見えました)。
ここで質問です。(^^)(^^)
1.2.3.のどのジャンプの得点が一番高くて、どのジャンプの得点が一番低かったでしょうか?
普通の観客である悪児は、3.がとても簡単で(だから得点も低い)、2.も、回転数不足といわれても転んだわけでも乱れたわけでもなく、その後コンビネーションでもうひとつジャンプを飛んでいるのだから、1.と2.は、同じくらいかな、と思いました。まぁ、荒川静香さんの解説で、1.のジャンプがとてもレベルが高かったというのを聞いて、1.→2.の順かな、とも思いましたが。(^^)ゞ
皆さんはどう思いましたか?
---解答---
1.トリプルアクセルの基礎点である8.2にジャンプの「出来」に対して付けられる加減点で、1.6という高い加点が付けられて、たったひとつのジャンプで、9.8点獲得。
2.回転数が足りていれば、トリプルアクセルの8.2+ダブルトウループの1.3で基礎点が9.5になるところが、回転数不足で、基礎点は、ダブルアクセルの3.5+ダブルトウループの1.3で4.8と、超大幅なダウンになったのですが、それだけではなく、なんと、トリプルアクセルとしては僅かに回転数が「足りなかった」このジャンプは、ダブルアクセルとしては、回転を「し過ぎた」失敗ジャンプとして、この基礎点からさらに0.8減点されてしまい、4.0点しか貰えませんでした(回転数が足りていれば、ジャンプのできから、少なくとも、減点はあり得ませんから、基礎点の9.5は貰えるはずでした)。
3.ダブルアクセルの基礎点3.5ですが、プログラムの後半に行われたジャンプは、1割基礎点が加算されるので、基礎点が3.85になり、それに加減点で、1.0加点されて、4.85点になりました(1割加算抜きでも4.5点になります)。
というわけで、1.は順当に超高得点ですが、なんと2.は、1.と同じ程度どころか、3.よりもはるかに低い得点しか貰えませんでした。
どう見たって、失敗したとはいえそこまで跳ぶのでもずっと難易度の高い2.が、はるかに簡単な3.より0.5(一割り増しで0.85)も低い得点というのは、これは、ちょっと、おかしいのではないでしょうか? (^^;)(^^;)
(続く(予定(^^)ゞ))
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