本命のアクシデント（ＴＤＦ第５ステージ

第５ステージは、平坦とも山岳ともつかない、
ちょっと特異なコース。

山に弱いスプリンターでは、
ゴールスプリントに参加するのは難しく、
といって、山岳も２級までなので、
グランパーが逃げ切るのも難しい。

さて、序盤から飛び出したのは、
前日に続くシャヴァネルを含む、４人。

前日、マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュを
チームメイトのオジェに譲ったシャヴァネルが
この日は、遠慮なく山岳ポイントを荒稼ぎ。
２級１つ、３級２つ、４級４つをトップ通過で、
３０ポイント獲得で、文句なしに、
マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュを獲得。

サプライズは、その後。
レース終盤、今年の優勝候補の一人ヴィノクロフが落車して、
ペースの上がった集団から取り残されてしまう。
アシストのほとんどが集団から下がって、
隊列を組んでチームタイムトライアルを思わせる
一列棒状の列車となって集団を追うが、
結局、集団に追いつけないまま、
１分２０秒遅れのゴールとなってしまった。

そのほか、マイヨ・ジョーヌのカンチェッラーラが
下りカーブのコーナーで、大事には至らなかったものの
コースアウトするなど、見所たっぷりの、
面白い一日だった。

≪ツールドフランス第５ステージ≫

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